協会は、今年の海洋廃棄物ランキングで、ビーチで最も一般的な廃棄物はプラスチックの破片であり、次にポリスチレンの破片、紙袋のプラスチック袋、ガラス飲料瓶、ストロー、スティック、包装などが続きます。
 
自然保護協会は今年、0.1cmから2.5cmのマイクロプラスチックを初めて対象に 密度調査を実施し、海岸にはさまざまなプラスチック廃棄物が既に細かい破片になって深刻に台湾の海岸に侵入していることがわかりました。 その中には、清掃後でも、1平方メートルあたり800個の小さなプラスチックの破片が残っている砂浜もあります。
 
自然保護協会は、台湾のビーチや海洋は小さなプラスチックの破片によって深刻な被害を受けており、観光産業、観光客の安全、船舶の航行に悪影響を与える可能性があることに加えて、小さなプラスチックの破片一つ一つが有害物質を吸収して死滅する可能性が高いと述べた。海鳥、ウミガメ、さらには誤って食べられて食物連鎖に入り込み、人間の魚介類の食品の安全性を危険にさらすのは魚です。
 
自然保護協会は全国で6,000人のボランティアを動員し、今年9月と10月に18回の海岸清掃を実施し、総距離は16キロメートルに達し、合計10万7,618個、総重量7,931キログラムの海洋ごみを拾い上げた。
 
協会は、その中でも高雄市の林園区の中芸ビーチでは、1平方メートルあたりのビーチ内に787個のマイクロプラスチックが含まれていることを指摘しました。台南市の南区の四鯤鯓ビーチでは、マイクロプラスチックの密度が199個に達し、そのうち約2割はさまざまな色のプラスチック原料粒子です。
 
さらに、同協会は海岸清掃の結果から、台北、桃園、新竹の海岸でプラスチックの破片、ビニールベルト、紙袋が最も多かったことがわかり、北部の都市は人口が密集しており、外食する人も多いため、使い捨てプラスチック製品への依存度が高く、台中、雲林、嘉義、高雄では発泡スチロールの破片が多く、これは地元の漁業と養殖が発達しているためと考えられます。